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東海道9日目

 


2011年10月25日(火)

●08:30

起床。身支度を済ませ、部屋中に干していた洗濯物を回収して荷造りをする。
やっぱりパーカーだけ乾いていなくて、渋々乾燥機にかける。

このお宿は朝食が無料。パンを好きなだけ頂ける。
食べ過ぎて、朝から消化不良と闘う。




●10:40

東海道歩いてひとり旅、9日目。
体調良好、足は重痛い、天気晴れ、暑そう。
今日からは長い長い静岡、行けるとこまで!いってきますー!





●10:50


浜名湖を渡る。


空が綺麗である。





●11:10

眩しくて撮れてるかわからない!が、浜松市へ突入!




●12:00

旧東海道を歩く。松並木の空気が気持ち良くて、深呼吸。
 




●13:00

道沿いに、あるものを見つけてテンションがあがる。



以前、某巨大掲示板でチャリ旅を語らせていただいた時に、
「また次回、同じようなことをやる時は、ぜひ寄ってみろ!」
と静岡県民さんがオススメしてくれていた、ファミレス「さわやか」である。

そりゃあもう、寄る。



●13:30


食す。

めちゃくちゃ美味しかった。教えてくれたひとに感謝!

14:10、昼休憩を終えて再開。外でたらビックリするぐらい風が強くなっている。



●16:05

浜松で声をかけて頂いたAさん。


四国八十八カ所をもう何周も歩いているそう!
いつか四国ご一緒させてください、と握手。


ああ、何か差し入れを渡したいのに今何も持ってないのよ…!とあたふたするAさんが、カバンから探してくださったもの。
コレを飲んで、身体を温めて頑張って、とチャイ。
それから、Aさんがいつも肌身離さず持っているという、巡拝のマナー。
ものすごく素敵なものを頂いた。大事にします。



●17:30

静岡で(たぶん)いちばん大きな川、天竜川に差し掛かる。
俺にとって曰く付きの天竜川である。

思い出しながら書くのもめんどくさいので
2010年10月、東海道チャリンコひとり旅を記した日記から抜粋して紹介したい。

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 ●18:40
 
 18:00過ぎ、静岡県で一番でかい川・天竜川に差し掛かり、完全にストップする。
 
 ない。どんだけ迂回しても迂回しても、自転車・歩行者が渡れる橋がない
 小1時間、いやどこかに橋あるだろうとぐるぐる探す。地図を見る。
 携帯で検索するという奥の手も使う
 
 歩道のある橋は、ない。
 
 日は暮れた。真っ暗だ。俺の初号機にライトはない。



 ●18:51

 「ド根ーーーーー性ーーーーー!!!!!!!!!」

 と叫びながら、天竜川に掛かる橋・261号線(車道のみ)を
 車の流れの切れ目を狙って飛び出し、初号機で駆け抜ける、俺


 ●18:59

 天竜川を猛スピードで渡りきり、橋が終わったところで道端に初号機もろとも突っ込み、へたりこむ。

 初号機の後ろにつけていた車たちが加速して通り過ぎていく。
 足がガッタガタ震えていた。

 あー怖かった。無点灯で真っ暗な車道走って、轢かれてもしゃーあんめぇと覚悟してだったけどあー怖かった。
 思わず初号機を、ありがとうありがとう頑張ってくれてありがとうとヨシヨシする。

 
この旅一番怖かった、たぶん。

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とにかく、この天竜川という川は、呆れるほどデカイくせに
東海道沿いに、生身の人間が渡れる橋がなくて
唯一、車両のみという制限の無い橋も、路肩と呼べる路肩がないです10tトラックはみだしてますよ、という、旅人に優しくない川なのである。

またこの恐怖の橋を渡るのか…と暗澹たる気持ちで歩みを進め、
しゃあねぇ渡らないと先に行けないんだと腹をくくって、橋の入り口に立った。
しばし橋を睨む。


橋の欄干スレスレに、バビュンと飛び出してくる10tトラック。


  ごめんなさいやっぱりムリです。


無理だよ無理だわこんなもん人間が行けるか5秒で欄干にすり潰されてお陀仏だわ!!!!

あぁ東京まで行きたかったけど、やっぱりココで終わりか…とヒザに手をついてうなだれていたその時。
チャリンコが一台、すいっと目の端をかすめて行った。
何気なく目で追うと、以前はなかったはずの新しそうな小道があり、チャリンコはその道から繋がる一本向こうの大きな橋を渡っていくのが見えた。
慌てて追いかける。

 は……橋が出来てる!! これで安全に渡れるーーー!!!



●17:50

無事に天竜川をモリモリ渡っている最中。
もう、写真がなんのこっちゃ判らんけども、静岡県・磐田市にはいる。




●18:40

ファミレスで、ドリンクバーだけ注文しての休憩中。

今日はあと19キロ進みたい。
考えると、徒歩旅を初めてからココ現在地まで、
去年のチャリ旅の1日分(100〜130キロ)を、だいたい徒歩3日でギリギリ進んでいる計算である。
チャリ旅3日目に泊まった掛川市に、今日中に辿りつければ、帳尻があう。

どうにか行ってみよう、ゆっくりでもいいから、と長めに休むことにする。
というか、まただけれども、
手元のiPhoneが、
ネカフェは19キロ先にしか無いよと言っているのだ。



●19:10

19キロ歩くぞ、と自分を奮い立たせ、歩行再開。


●20:00

歩き出して10分。19キロ先にしか無いと思っていた、ネカフェを発見。


●20:10

めちゃくちゃ悩んだが、悩んだが、進むのをやめる。ここで止まることにする。

Twitterで「この時間から19キロなんて、また悪循環ですよ」との助言をもらったところだった。
そしてココにネカフェが唐突に現れた。
なにかの思し召しだと思うことにしよう。進まない勇気も必要かもしれない。

その分明日早朝から出発しよう。


●20:20

ということで前言撤回、早々と今日の寝床を確保。
コンビニでおにぎり1個を夕食用に購入してチェックイン。


まだココから20キロを歩くつもりだったので、体力は有り余ってるし、足も元気。
毎日、宿に入るときは最後は足を引きずりながらだったから、こんなにピンピンした状態で寝床に到着していることに妙な不安感を覚える。
これがなんとか貧乏というやつだと思う。


●20:40

一応今日も30キロは歩いているのだけれど、まだ元気すぎて、
寝床に入ったにも関わらず何をしたらいいか判らない。
今までならトイレまでの道のりすら這うようにして行ってたのに、ドリンクバーにもスキップでいけてしまう。




●23:10

足の痛みが泣く程ではないので、今日は何も塗らず貼らずで寝てみることにする。
さすがに一週間以上薬漬けにしてただけあり、そろそろ皮膚のほうにも限界がきているっぽい。荒れて痛ガユい

あと、日焼けがスゴい。日焼け止め塗ってるけど真っ黒に焼けてきている。

ゆっくり顔も洗えたし、身体も拭けた。泥のような疲れもない、足もへっちゃら。
久しぶりの苦しくない身体事情に、満ち足りた気持ちで寝袋の中、就寝。





■9日目・まとめ■

9日目のざっくり移動図。


9日目の移動距離は、33キロでした。


9日目の出費。
朝食:宿で無料、昼食:750円、夕食:100円。間食:330円。
医療:栄養剤錠剤100円。
煙草:1640円。
宿泊:2400円。
計5320円。



東海道歩き旅9日目。
気のせいでなければ、身体が“できて”きた。
旅の前半戦、30キロの距離でもピーピー叫んでいたのが、今日に来てもうかなり余裕がある。
しかも、日中はアイシングも湿布も塗り薬も使わず歩けてる。
寝て朝起きた時の回復量も多くなっている。
人間の身体の順応力は、すごい。





今日のラスト静岡県磐田市。
東京まで、あと246キロ。
ついに、半分を切った。






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